「ジョハリの窓」という自己理解のためのツールがあります。
自分と他人、それぞれに「知っている」「知らない」領域があるというマトリックスデルです。
・自分は知っている
・自分は知らない
・他人は知っている
・他人は知らない
これを組み合わせると、4つの領域ができます。
この領域のことを「窓」と呼んでいます。
添付した画像をご覧いただくとわかりやすいと思います。
「ジョハリの窓」には4つの「窓」があるのです。
1 「自分は知っている」「他人は知っている」領域=「開放の窓」
これは、自分にも他人にも周知のことです。オープンな内容です。
他人に隠すことなく、話すことができます。
私に関しては、
渡辺喜男・元教師・猫を2匹飼っている・バイキンマンが好き・・・
なんてことです。
この領域を「開放の窓」と言います。
2 「自分は知らない」「他人は知っている」領域=「盲点の窓」
これは、クセに代表されるものです。
けっこう他の人に指摘されるまで、自分のクセは知らないものです。
今では知っていますが、
渡辺喜男・悩むと髪の毛を引っ張るクセがある・一度出した指示を何度もくり返す・・・
なんてクセを指摘されました。
クセだけでなく、自分に見えていないことってたくさんあります。
この領域を「盲点の窓」と言います。
3 「自分は知っている」「他人は知らない」領域=「秘密の窓」
自分は知っているけど他人には知らせていない内緒のこと。
プライベートなことだったり、「やばい」ことだったりします。
渡辺喜男・言いません。いや、言えません。だって、秘密ですから・・・
この領域を「秘密の窓」と言います。
4 「自分は知らない」「他人は知らない」領域=「未知の窓」
自分も相手も知らないことです。
新しいことに挑戦したりする中で気が付く可能性の部分です。
渡辺喜男・一寸先は闇?・大化けするかもしれない?・可能性あり?
この領域を「未知の窓」と言います。
では、このジョハリの窓をどう活用していけばよいのでしょう。
それは、明日のメルマガで考えましょう。