2,3,4,5の倍数の見つけ方を活用する問題

しばらく東急の電車に乗っていなかったら、あの日能研の「シカクいアタマをマルくする」がずいぶん更新されていました。
久しぶりに見た問題の中に、算数の難問に打ってつけの問題を見つけました。

それは、2018年聖光学院中学校入試問題です。

(問)1から6までの数字が書かれた6枚のカード[1][2][3][4][5][6]を並べかえて6桁(けた)の整数をつくります。 つくった6桁の整数の上から2桁が2の倍数、上から3桁が3の倍数、上から4桁が4の倍数、上から5桁が5の倍数、上から6桁が6の倍数になるものをすべて答えなさい。 https://www.nichinoken.co.jp/shikakumaru/201811_sa/

さあて、どうしますか。

これは、2,3,4,5の倍数の見つけ方を活用する問題ですね。
この見つけ方は、以下の通り。

2の倍数は、1の位の数字が偶数。… 続きを読む

聖職者意識や『子どものために』といった教師のやりがいを搾取してきた

12/5、厚生労働省は、医師の働き方改革で残業規制を目指す案を示し、産経新聞がこの件について、記事を掲載しました。
それは、医師でなく「教師の働き方改革への視点」を与えてくれていると思います。

その記事のタイトルは、

医療蝕む「やりがい搾取」 過労自殺医師の「叫び」

http://supervisor-ex.com/L90494/b300/13471
です。

記事は、医師だった夫を過労自殺で亡くした妻の訴えを掲載しています。

「患者の命と医師の命を比べることはせず、最低限、医師が健康な生活をできるようにしてほしい」

そして、このようにも訴えているのです。… 続きを読む

学校にも、始まりの時間があり、終わりの時間がある

今、すぐにでも取り組める教師の「業務」の改革は、コツコツと時短していくことだと思います。
例えば、10分早すぎる登校時間を適正にするだけで、年間33時間も時短できるのです。

せこいと思われるかもしれませんが、こんな計算です。

10分×200日=2000分
2000分=約33時間

「朝早く学校に行っても、学校は開いている」のは、実は異例なことだと思います。

商店やレストラン、デバートは、開店時間が決まっています。時間になるまで、店は開きません。
銀行や郵便局も、9時になるまではシャッターが閉まっています。時間になるまで、開けません。
官庁の市役所や区役所、図書館も、開館時間が決まっています。時間になるまで、開けません。
ですから、時間に合わせて、そこに出かけていきます。… 続きを読む