お礼とともに「質問」をする

先日、青山学院大学の4年生に向けて、教育実習前の心構えの講座を担当しました。
その講座は、私の教育サークルのメンバーが、これまで目撃した「GOODな教育実習生」と「BADな教育実習生」を織り込んで組み立てたものです。 私は、その「GOODな教育実習生」の振る舞いに、ひどく感心しました。

それは、師範授業をやってもらう時の実習生の振る舞いです。

師範授業の際、実習生は、2回、お願いとお礼の挨拶をします。
1回目は、前日。師範授業をやってくれる先生に、お願いをします。
2回目は、師範授業後。やってもらったお礼を言います。

私が感心したのは、その実習生は、お礼とともに「質問」を必ずしていたというのです。

その先生にとって、せっかく師範授業したのに、ありがとうございましたとお礼を言われるだけではものたりません。
いろいろ質問されて、それに答えて、実習生にたくさん教えたいのです。

お礼とともに「質問」をする

見習いたい作法です。