私は、初めて個別支援級の子と交流するクラスの担任になったとき、やり始めたことがあります。
それは、1日1回、個別支援級に顔を出して、個別支援級の子たちに声をかけることです。
個別支援級の子が、普通級のクラスと、例えば、音楽とか図工とか理科とか、その時間だけ交流することがあります。
私は、そのようなクラスの担任になった時、その個別支援級の子の名前は知っていたのですが、ほとんどその子のことを知らなかったこと、接触もなかったことに改めて気づきました。
これは、接触の頻度を増やさなくちゃいけないと思いました。
私とその子との距離を近づたかったのです。
そこで、思案したのが1日1回、「通り道」として、個別支援級に寄るということでした。
この「通り道」というのは、とても大切で、半ば自動的に、個別支援級に寄ろうと考えたのです。
朝、自分の教室に行く際、少し回り道をして個別支援級に寄ります。
登っていく階段を変えれば、職員室から教室までの「通り道」になります。… 続きを読む