犬や猫に、誰が飼っているかという情報を記録した「マイクロチップ」装着(埋め込む)を義務づけられます。
改正動物愛護法が可決したのです。
この法案は、
・いい加減な飼い主がペットを軽々しく捨てることを防ぐ
・災害などで、ペットが迷子になった時に探しやすくする
などの目的で作られたのです。
東日本大震災の際、ある自治体で保護された犬と猫のうち、迷子札や鑑札、狂犬病の注射済票を身に着けていた場合は100%飼い主が判明しました。 しかし、首輪のみの場合、飼い主が判明したのは犬は0.5%、猫の場合はゼロだったのです。
こうして、マイクロチップの重要性が見直されたのです。
私は、猫を2匹飼っていますが、モモという猫は、これまで何度も家を飛び出して捜すのに苦労しています。
そんなモモにも、マイクロチップは有効なのかなと思います。(少しばかり規模が小さすぎますが)
マイクロチップは直径2ミリ、長さ12ミリ程度の円筒形で、獣医師が注射器で犬や猫の体に埋め込むといいます。
記録された15桁の番号を専用の機械で読み取ると、飼い主の情報と照合できるのです。
調べてみると、外国では、スイスやフランス、ベルギー、オーストラリアでは、犬のマイクロチップ装着は義務となっています。
また、マイクロチップは、安全性の高い生体適合ガラスやポリマーで覆われているので、副作用やショック症状等の報告もないのです。 ひとまず、安心ですね。
まあ、既に飼っている人には、マイクロチップ装着は努力義務なのですが、十分考えたいと思います。
JIJI.COM
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061200171&g=soc