教室において、じゃんけんを使って決めることは、けっこうありますね。
それにしても、じゃんけんの必勝法ってあるんでしょうか。それとも、必勝法はなく、確率はどれも同じく、3分の1なのでしょうか。
算数・数学の問題などで、サイコロの問題がなされることがあります。
その場合、「それぞれの目が出る確率は6分の一とする」と仮定されているのが普通です。これは実際にやってみれば分かりますが、サイコロをたくさん振っているうちに確率が6分の一に近づいてきます。
では、じゃんけんの場合はどうなんでしょうか。
これを調べた記事を見つけました。これでジャンケンに勝つ確率が確実に上がりますよ。
「調査対象はのべ725人、それぞれ20回以下までじゃんけんを行ってもらった。
725人から集めたのべ11567回のじゃんけんデータからみたじゃんけんの確率はどうだったのか?
集計結果は以下である。グーが4054回、チョキが3664回、パーが3849回。
したがって、「グーを出す人が多いことから一般にじゃんけんではパーが有利」だと導かれた。」
東洋経済ONLINE
数学的に考える?じゃんけん?で有利な手は何か
https://toyokeizai.net/articles/-/295436
「じゃんけんでは、グーを出す人が多い」
のです。
ということは、
「じゃんけんでは、パーを出した方が勝つ確率が高い」
のです。
ちなみに、このデータに関して心理学的には、「人間は警戒心をもつと拳を握る傾向がある」「チョキはグーやパーと比べて出しがたい手である」という説明もあります。
さあて、このことは子供には黙っていて、いざという時に勝ちましょうね。
おっと、それってセコいかな。