「UDフォント」を学校に

教室の中には一定数、文字の読み取りに困難さを抱える傾向の子供達がいます。
一般的に「拾い読み」と言われる単語ごとに切った読み方をする子や、非常にたどたどしい読み方をしている子は、そんな困難さを抱えている子なのです。

このことは、読解の能力があるとかないとか以前に、その入り口・読みの部分でつまずくことがあることを示しています。
そして、そのような困難さを抱える子たちのために、「UDフォント」というフォントが考えられました。

「UDフォント」は、明朝体とゴシック体で代表させるようなデザイン重視のフォントではなくて、読みやすさ重視のフォントです。

どこが工夫されているかと言うと、
・文字の太さの強弱を抑える
・「す」などにあるループを大きくする
・はらいやはねの先端は丸める
などなのです。… 続きを読む

やってみたかった「にらめっこ大会」

この2日間、腕相撲について話題にしました。
この腕相撲、小学校の先生向けの講座において、クラスの子供同士が仲良くなるためにゲームとして紹介されたものでした。

腕相撲以外にもゲームとして紹介されたものに、「にらめっこ」がありました。
実は、私は「にらめっこ大会」と名打って、大々的?にやったことはないのです。

クラスの子達が、にらめっこをして笑い合っているビデオの様子を見て「やってみたかったなあ」と、ホント思いました。竹岡正和氏が紹介してくれました。

「にらめっこ」とはどんな遊びかと、説明することもないと思いますが、念のため。

Wikipediaより
にらめっこはこどもの遊びのひとつ。基本は二人が向かい合わせになり、わらべうたを歌う。(下記参照)だるまさん、だるまさん、の部分は省略することが多い。

うたの最後の「……っぷ」にあわせて無表情、またはおかしな表情をつくり、どちらかが先に笑ったら負け、というルールで勝ちを競う。 ローカルルールとして、しゃべることができたり、声に出して笑わない限り負けにならないこともある。… 続きを読む

明るい人はいない 明るい行動の人はいる

2月に、若い先生向けの「冬の教え方セミナー」なるものを、教育サークル主催で開催しました。
そこで、イベントを盛り上げる講座を諸見賢氏が担当しました。
そこで、諸見氏が「指針」とした言葉が、耳に刺さっています。

それは、

「明るい人はいない 明るい行動の人はいる」

という言葉です。

その人が「明るい」とか、「明るい性格」だというのは、その人の行動から判断しているのです。
他の人は、明るいか・暗いかをその人の行動でしか判断できません。

ということは、これを逆にすればよいのです。… 続きを読む