明るい人はいない 明るい行動の人はいる

2月に、若い先生向けの「冬の教え方セミナー」なるものを、教育サークル主催で開催しました。
そこで、イベントを盛り上げる講座を諸見賢氏が担当しました。
そこで、諸見氏が「指針」とした言葉が、耳に刺さっています。

それは、

「明るい人はいない 明るい行動の人はいる」

という言葉です。

その人が「明るい」とか、「明るい性格」だというのは、その人の行動から判断しているのです。
他の人は、明るいか・暗いかをその人の行動でしか判断できません。

ということは、これを逆にすればよいのです。

「明るくなりたければ、明るい行動をすればよい」

この「指針」に沿って、諸見氏は、子供たちに拍手の仕方を教えます。

反応の良い拍手。
顔よりも前で高く上げる拍手を教えます。

次は、
何か良いこと起こったらハイタッチ。
ためらいなく立ち上がるハイタッチを教えます。

加えて、
声を出す。「イエーイ、やったー」
これも、何か良いことが起こったら、ためらいなく声を出すことを教えます。

このように、「行動」を教えるのです。

さて、この「指針」を広げて考えます。

性格を変えようとせず、行動を変えましょう。

もし、自分は消極的だなと思ったら、人に話しかける回数を増やしてみましょう。
少し強めに話しかけましょう。
そんな行動をすることで、活発な人になっていきます。

「明るい人はいない 明るい行動の人はいる」

この言葉を、ぜひ心に留めておいてください。