飛び出た画鋲の針を抜いておこう

これから、少し落ち着いてきたら、教室じまいに向けて少しずつ動いていく先生が多いと思います。
それは、教室備品を教具室にもどしたり、ロッカーの中をきれいにしたり・・・です。
その教室じまいの中に、掲示物を外してまっさらになった壁面において、特に注意すべきことがあります。

それは、「飛び出た画鋲の針を抜いておくこと」です。

画鋲を抜く際、画鋲の皿?はとれても、針の部分は抜けずに、刺さったままになることがあるのです。
その画鋲の針が残っていると、大人だけでなく子供もひっかけてケガをするかもしれません。

私は、学年末にすべての掲示物を外し終わった後、ペンチを持って掌でそっと壁をさわって、画鋲の針が残っていないか丹念に確認していました。

そろそろと掌でさわっていくと、チクッと当たるものがあリます。それが画鋲の針なのです。
そして、その針を見つけたら、すぐさまペンチで抜くのです。
それは、クイッと「歯を抜く」ようなイメージですね。

大ざっぱな経験を言うと、だいたい二、三本は画鋲の針が残っていました。
ぜひ、気をつけて、次の先生に教室を明け渡してほしいと思います。