雑談の上手な人は、あいさつに一言を加えます

雑談が上手な人がいる一方、雑談が苦手な人がいます。
正直言うと、私も雑談が苦手な方で、どうやって話をつないでいくか、いつも考えて苦労しています。

いつ買ったのか、手元に「雑談が上手い人下手な人」ある本があったので、パラパラ読んでいくと、なるほどと思える箇所がありました。

雑談の上手い人は、あいさつに一言を加えます。
「おはようございます。すがすがしい朝ですね。」
「こんにちは。今日も花粉がすごいですね。」
誰が見ても、すがすがしい気持ちのいい朝だとわかっていても、すがすがしい朝ですねと付け加えます。
花粉がすごかったことなんて、ニュースでも見ているし、そんなことは百も承知でしょうけど、あえて付け加えます。
一言を添えて、相手が言葉を返しやすいようにするのです。
「雑談が上手い人下手な人」 森優子

私は、とにかく明るく「おはようございます」「こんにちは。」とだけ言うタイプだと思います。
でも、それだけだと、話が続く糸口がないのです。

それが、相手が言葉を返しやいように一言添えることで、相手から話が返ってきて、会話が続くことが多くなります。
一言添えるって、やさしさだなあと思いました。

子どもに対しても同じですね。
朝、会った子によって、添える一言が変わります。
「おはよう。今日も百人一首やりますよ。」
「おはよう。昨日のバスケの練習どうだった?」

話が返ってくる一言を、ぜひ工夫してみてください。