低学年での音読のバリエーションとして、うってつけのものがあります。
「間違え読み」です。
低学年の子には、音読のバリエーションがなければたくさん読ませることはできません。ただ、バリエーションと言っても、おもしろくないとのってきません。 そのバリエーションの中でも強力なのが、この「間違え読み」です。
強力すぎて、私は年に1回か2回と、限定して使っていました。
「今から先生が、教科書を読んで行きます。先生が選んだところをみんなも読みます。ただし、先生はわざと間違えて読みます。みんなは引っかかってはいけません。いいですね。」
こう言って、間違え読みを始めます。
「タンポポは、ひよわな草です。」
子供達からくすくすと笑いがもれます。
「みんなは引っかからないで、正しく読むんですよ。」… 続きを読む