低学年の音読バリエーションにうってつけ「間違え読み」

低学年での音読のバリエーションとして、うってつけのものがあります。
「間違え読み」です。

低学年の子には、音読のバリエーションがなければたくさん読ませることはできません。ただ、バリエーションと言っても、おもしろくないとのってきません。 そのバリエーションの中でも強力なのが、この「間違え読み」です。
強力すぎて、私は年に1回か2回と、限定して使っていました。

「今から先生が、教科書を読んで行きます。先生が選んだところをみんなも読みます。ただし、先生はわざと間違えて読みます。みんなは引っかかってはいけません。いいですね。」

こう言って、間違え読みを始めます。

「タンポポは、ひよわな草です。」

子供達からくすくすと笑いがもれます。
「みんなは引っかからないで、正しく読むんですよ。」… 続きを読む

子供が熱中する「完璧読み」

「完璧読み」っていう音読のやり方を知っていますか。
浅川清氏が実践した音読のやり方です。

浅川清氏は、次のように話して聞かせます。

「今から完璧読みをします。完璧読みというのは完璧に読むということです。一文字も間違えてはいけません。つっかえたり、読み直したりするのもダメです。「、」以外のところで間をあけるのもダメです。ゆっくりすぎるのもダメです。スラスラと流れるように完璧に読むのです。」

このことを重々しくも、子供を挑発するような感じで言います。
こうすると子供ものってきます。

完璧読みのポイントは、「範囲を指定する」ことです。
範囲が指定されているから練習できるし、やる気になります。

「今日は4ページの1行目から5行目までの完璧読みをします。練習時間を3分あげます。始め。」

その後、順番に指定した範囲を読ませて、判定していきます。… 続きを読む

夏の全国巡回ラジオ体操も中止

新型コロナウイルス感染対策のため、学校休校の措置が取られ、その反動で夏休みが短くなります。
そして、その夏休みの短縮に伴って、夏休みと連動していたイベントが休止・変更になっていきます。

それは、予想されていたものとはいえ、実際に休止が発表になると、少しずつ鈍い痛みとなって心にたまっているような気がします。

夏休みに行われていた「全国巡回ラジオ体操」も中止となりました。

「NPO法人全国ラジオ体操連盟、株式会社かんぽ生命保険ならびにNHKでは、新型コロナウイルス感染症による影響が見通せない現状と不特定多数の方にお集まりいただくイベントの特性に鑑み、また参加者および関係者の健康・安全を第一に考え、2020年度の「夏期巡回・特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会」「第59回1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」の全日程を中止することにいたしました。」

http://em-tr270.com/L90494/b300/19581

教育サークルの仲間と一緒に行っていた図書での「読書感想文講座」や「科学実験講座」も中止となりました。
図書館自体が休館していて、開館の目処が立っていません。夏休みのイベントどころではないのです。

今年は仕方がありませんが、力を貯めておいて、来年以降に今年の分も発揮したいと思っています。… 続きを読む