CCQ(Close.Calm.Quiet)で話す

子供がとんでもない行動をして、問題を起こした時、大きな声を出しても意味がありません。
強い口調で叱っても、返って脳に響いていないのです。

私もそうでしたが、とかく、先生がやりがちなのが、カッカして叱責することです。
しかし、その子が発達障害の子だった場合も含めて、大きな声を受けると、「恐い」という感情しか子供の心に残りません。

先生は子供に反省してほしいと思っているのに、子供は「なぜその行動はいけないのか」を考えることはないのです。

子供の心に届くように注意するときは、CCQで話します。
CCQとは、Close.Calm.Quietです。

C:Close(クローズ)「近づいて」、C:Calm(カーム)「おだやかに」、Q:Quiet(クワイエット)「声のトーンを抑えて静かに」

注意するのです。

大きな声を出せば、こちらは注意した気になりますが、効果はありません。
そうではなくて、その子に近づいて、声を落として、穏やかに話すのです。この方が、遠回りのようですが、圧倒的にその子に先生の話すことを届けることができます。

CCQとは、Close.Calm.Quiet

ぜひ、覚えておいてください。