偏西風を風船を飛ばして確かめる

ダイナミックな実践を、高校の先生もするのだと思いました。
私が現職だったら、小学校でもやってみたいと思います。

私が憧れた?実践は、教育トークライン2020年11月号に掲載されたの中村圭吾氏の実践です。中村圭吾氏は、高等学校の先生です。 タイトルは「風船を使った風向きの観測」。

中村氏は植物由来の風船を使い、その風船を学校から飛ばします。そして、その風船がどこにたどり着くかによって、風向き、この場合は偏西風の吹く方向を確かめようというのです 。
もちろん風船の中にはヘリウムガスを入れて、風船が高度な場所まで到達するようにします。
いやー、熱気球を飛ばしたことがありましたが、このような偏西風の方向を確かめるような実践を、私はこれまで知りませんでした。

準備として、なるほどと思ったのが、もちろん管理職の許可を得るのですが、同僚の教職員にも周知して、電話がかかってきた場合、どこで拾ったのかを聞いてもらうのです。

また、風船を拾うのは子供が多いので、子供が思わず拾いたくなるような絵を描かせるので。例として、原稿ではアンパンマンを風船に描かせていました。… 続きを読む

誉めるときは感情的に 叱るときは理性的に

2020/11/03

昨日に続いてもう一つ、オンラインセミナーのアンケートで、特に印象に残っていると言われたことを紹介します。

それは、

・「ほめるは感情、しかるは理性」という言葉、自己重要感と自己有能感の違い
・褒めるは感情的に、叱るは理性的に

です。
この「褒めるは感情的に、叱るは理性的に」は、以前、このメルマガでも紹介したことのある「警句?」です。
その時は、叱ることにアクセントを置いていましたが、セミナーでは、褒めることにアクセントを置いて説明しました。

再録しますね。
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褒め言葉のバリエーション

先週行ったオンラインセミナー「褒めることを極めよう」に、大勢の方が参加して下さいました。
北海道の先生と沖縄の先生がいて、オンラインならではと思いました。

まず、いただいたアンケートの一部を紹介します。

・「ほめる」前に、あいさつや笑顔、うなずく、ノンバーバル一つ一つの大切さを再認識できたのがよかったです。自分に課してる最近のほめるテーマは「おどろく」(ハッピーな感情の共有)なのですが、渡辺先生の「感情を言葉に乗せる+事実」と一緒でうれしかったですし、勇気をもらいました。

・今日の話を聞いて子どもたちの自己重要感を高めることは、自分の自己重要感も高めることにもつながるのではないかと思いました。

・小さな変化を見逃さない、過程を褒める、いずれも結局は相手をあたたかい目で見ているかにかかっているのではないかと自身を振り返るきっかけとなりました。

さて、
今回のオンラインセミナーは褒め方のバリエーションがメインでした。しかしながら、褒め方だけでなくて、褒め言葉のバリエーションも少しだけ紹介しました。

正直言うと、あまり褒め言葉のバリエーションは私にはなくて、セミナーに参加された方々から、いろいろなほめ言葉を学んだ次第です。

・ナイス  … 続きを読む