自分のキャッチフレーズを考えさせる

キャッチフレーズを使った学級経営のユニークな実践を、松島博昭氏が教育トークライン2021年1月号に発表しています。
それは、自分にキャッチフレーズをつけているYOUTUBER講演家の鴨頭嘉人さんを参考にしたものです。

鴨頭さんは、自分にいつくもキャッチフレーズをつけていますが、その中の一つが

「世界を変える男 鴨頭嘉人」

というものです。
このキャッチフレーズは、「自分にエネルギーを与えてくれる言葉」です。
このキャッチフレーズは、例えば、電車でゴミが落ちていたら、

「世界を変える男だったら・・・拾う」

と、自分に行動のエネルギーを与えてくれるのです。

そんなエピソードにヒントを得て、松島氏は、鴨頭さんにならって、クラスの子供達に自分のキャッチフレーズを考えさせました。

すると、
・6年4組を笑顔にする男
・みんなから信頼される男
・みんなを認める男
・ゴミを拾いまくる女
などのキャッチフレーズが考え出されたのです。

なるほど、それぞれ子の良さを生かすようなキャッチフレーズが考えられて、いいなあと思いました。

そして、すごいのは、キャッチフレーズをつけるだけでなく、その後の行動について、自分のやったことを日記に記録する子が現れたことです。 題して、「ゴミを拾いまくった女の1ヶ月」。

キャッチフレーズから、このような子の活動が生まれるとは、すごいと思いました。

きっと、子供が自分のキャッチフレーズをつけるだけでなく、先生がキャッチフレーズをつけてあげても楽しいと思います。

教育トークライン2021年1月号
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=29