「教師のバトン」に届けられた声

昨日紹介した、文部科学省が、教師を目指す人を増やすために現役の教師に教師としてのやりがいを Twitter で募集した「教師のバトン」。

#教師のバトンプロジェクト

ですが、やりがいよりは、教師の仕事のブラックな側面の投稿の方が圧倒的に多かったのです。
どんな投稿があったのか、紹介していきます。

「やりがい搾取。一歳児がいるのに、誰もいないからという理由で運動部の正顧問をもたされる。保育園の迎えが間に合わないと言っているのに18時以降に家庭訪問。我が子が急病で入院しているのに出張に行かされる。きれいごとだけではない」

「授業を考えるのも、するのも、子どもたちのことも大好きだった。でもこの労働環境じゃ、死んでしまう。勧められません。♯教師のバトン」

「びっくりしたんです! 19年間続けた小学校教員を辞めたら、7時半に我が子達と夕飯が食べられたんです とんかつ揚げても7時半にいただきますができたんです 教員辞めたら、息子と娘がめちゃくちゃ嬉しそうなんです つまり、そういう仕事です。」

多くの投稿が、「長時間労働の改善」を望んでいます。
それは、皆さんも実感できることだと思います。
加えて、長時間労働=残業代の支払いになっていないことへの不満もあります。それは、せめて「給特法の改正」をやってくれという声となっているのです。

文科省の当初のねらいはともかく、このような声を文科省に届けることができることは、良いことだったと思います。
ぜひ、不満だけでなく、具体的な施策を要求するような文言を、ガンガン発信してほしいです。