「子育て」のための二つの行動

今日も、「子育て」のコーチングで考えてもらったことをお話します。

教え子に、時間をかけて、「子育て」の理想状態=「どんな人になってほしいか」を考えてもらいました。

しかし、この親の考えを受け入れるかどうかは子供の自己判断です。
選択するのは子供であって、いくら親がそう望んでいても、子供が親の考えを受け入れるかどうかはわかりません。

ですが、受け入れるかどうかわからないからと言って、親の考えを伝えなければ、何を目指して子育てをしているのか、方向性がぼやけたままになってしまいます。

子供が受け入れるかどうか分かりませんが、

「どんな人になってほしいか、親の考えを伝える」

ことは大切なことなのです。

そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、このことは我が身を振り返っても、そんなに行われていないことだと思います。 私は、どんな人になってほしいか、子供に率直に話したことは数少ないです。… 続きを読む

両親という子育てモデルのプラスマイナス

昨日、「子育て」のコーチングを、もう40歳にもなる、かつての教え子にしたことを話題にしました。

さて、
そのコーチングにおいて、「この子にどんな人になってほしいのか」という「理想の状態」を問いかけた後、モデルとなる「子育て」についても考えてもらいました。

「モデルとなる「子育て」」

それは、もちろん自分が子供だった頃の両親の姿・態度が一番のモデルです。

ただ、モデルと言うと一般的には「目指したい」「模倣したい」モデルですが、この両親の子育てモデルの場合は、プラスとマイナスのモデルの両方です。

例えば、母親が

・話をよく聞いてくれた
・自分がやってみたいことを後押ししてくれた

という場合は、プラスのモデルです。… 続きを読む

「子育てコーチング」で「理想の状態」を考えてもらう

先日、コーチングの申し込みがありました。
申し込んだ人の名前をみると、どこかで見たことがあるような名前でした。
「もしや」と思いましたが、時間に余裕なく、頭の隅にそのことを押しこんだまま、コーチングの約束の時間を調整しました。

そして、約束の時間になって、ZOOMの画面に現れたのは、やはり、かつての教え子だったのです。

ビックリ!
もう、ずいぶん前の同窓会以来だと思います。

そのT君(もう、40歳越えなのですが、5.6年生で担任していた当時のあだ名がT君でした。)は、長女が小学校一年生になったので、子育てについてコーチングを受けたいと言っていました。 (「本当は、よっちゃん先生に教えてもらいたいんだけど」と、泣かせる?セリフを言っていました。)

私は、これまでに発達障害の子を持つ保護者の方にコーチングをした経験があります。
ただ、今回は、特に困っているわけではなくて、「子育て」について自分の考えをしっかりもって、これからの子育てを実際にやっていきたいというものでした。… 続きを読む