無駄な常套句「ただ今、ご紹介に〜」

来週からの「渡辺喜男のレベルアップマガジン」で取り上げる本は、「文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた」です。 この本は文章術の本100冊を調べて、掲載数をもとに、文章術のポイントをランキング化して示しています。

その栄えある一位は何だったかというと、「文章はシンプルに」なのです。
これって頷けますね。
私もそうですが(反省!)、多くの場合、余分な言葉を連ねすぎだからです。

そして、この余分な言葉は文章だけでなく、プレゼンや挨拶においてもあって、非常に気になるものです。

ウェブで、そんな「無駄な常套句」=「時間泥棒」フレーズを取り上げているサイトを見つけて、こちらでも「うんうん」と頷いてしまいました。 「?1ミリも心が動かない?三流プレゼン?8大NG台詞」https://em-tr271.com/L90494/b300/115101

そんな無駄な常套句の筆頭は、

「ただ今、ご紹介にあずかりました〜〜です」

というフレーズです。

もう名前や肩書は、すでに司会の人が紹介してくれています。
ですから、もう一度、自分の名前を繰り返す必要はないはずです。

でも、「まずは自分の名前を言わないと落ち着かない」という人が多いせいか、このNGフレーズを使う人がほとんどです。

ぜひ、こんなフレーズを使わずに、もっと有効な「つかみ」を工夫していきたいです。