今日も、教育トークライン2023年2月号で特集している学習指導案の書き方について、話題にします。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119761
指導案でよく使われる用語として、
・知る
・気づく
・理解する
・できる
が使われています。
ただ、この4つは明確に使い分けしなくてはならないのですが、なんとなく使っている人も多いのです。
その点を、水本和希氏が指摘しています。
水本氏は、この4つの用語には、達成のために前提となる活動・手だてがあって、それが対になっていなければならないと主張しているのです。
・知るためには、「情報の提示」が必要
・気づくためには、「豊かな体験活動」が必要
・理解するためには、「異なる意見の検討」が必要(話し合い・討論が必要)
・できるためには、「お手本の模倣と反復による習熟」が必要
なのです。
ここのところを区分けしないで、この4つの用語をゴッチャに使っている指導案が多いのです。
ぜひ、気をつけて用語を使っていきましょう。