コミュニケーションの4つのタイプで、小学校の先生にふさわしいのは?

これまで、コーチングにおけるコミュニケーションの4つのタイプの人、それぞれへの話の聞き方を取り上げてきました。

今日は、聞き方ではなく、小学校の先生にはどんなタイプがふさわしいか、という観点から述べてみます。

もちろん、その先生の基本的なタイプは変わらないのですが、意図的に「感情豊か」に振る舞ったり、意図的に「自己主張を抑えて」相手の判断を求めたりすることは、できることです。

私も、場面によって、入れ替え?をしていました。

さて、4つのタイプとは、こうでした。

「自己主張強い・感情表出高い」プロモータータイプ
「自己主張強い・感情表出低い」コントローラータイプ
「自己主張弱い・感情表出高い」サポータータイプ
「自己主張弱い・感情表出低い」アナライザータイプ

低学年にふさわしい先生のタイプをあえて言うと、プロモータータイプだと思います。
子供の心情に訴えて、ぐいぐい引っ張っていくことが望まれます。

では、高学年にふさわしい先生のタイプをあえて言うと、アナライザータイプだと思います。
子供をコントロールするのではなく、子供自身で様々なことを判断し解決できるよう、子供の考えを冷静に引き出すことが望まれます。

とすると、中学年にふさわしいのは、プロモータータイプとアナライザータイプの中間ともいうべき、サポータータイプになります。

問題となるのは、コントロールタイプです。
自分の感情を出さずに、自分の判断を押し通そうとするのは、冷たい指導をする先生です。
このようなタイプを前面に出しては、いけないと思います。

いかがでしょうか。
ぜひ、子供の発達段階に合わせて、タイプを微調整して指導していってほしいです。