一昨日の3/25から、教育サークルの仲間と、若い先生向けの教え方セミナーを実施しました。全16会場のスタートです。
一番最初は、黄金の三日間・学級経営についてのセミナーでした。
そのセミナーで、水本和希氏が「学級を統率する」ことについて触れていました。
向山洋一は、 学級経営において「学級を統率することが大切だ」と提唱しています。
これは、学級をまとめ、目標に向かって歩ませる責任者は教師だという気概をもっていかねばならないという戒めもこめられている言葉だと、私は理解しています。
もし何もしなければ、クラスの子供達はただの群れです。
あっという間に、目標を失い、好き勝手なことをやり出すでしょう。もしかしたら、そこでは弱肉強食の世界になるかもしれません。
そうならないように、まず、教師が「学級を統率することが大切だ」と固く決意することが必要なのです。
では、
「学級を統率する」
ことの内実はどのようなことなのでしょうか。
その
「統率」という言葉からは、コントロール ・集団をまとめひきいるイメージが浮かび上がり、強引に子供達を引っ張っていくように取られがちです。
しかし、この学級を統率することの内実は、子供の「モチベーション」の統率だと私は考えています。
子供に、学習や学級生活へのモチベーションをもたせ、そして、それぞれがもった様々なモチベーションをまとめ上げ、目標に向かって実行させていく
そのようなことが「学級を統率する」ことだと私は考えているのです。
ぜひ、皆さんも「学級を統率する」ことを、自分なりに捉えていってほしいです。