Chatgptの出現により読書感想文コンクールの応募要項が改定される

2月に文章を生成できるAIのChatgptを使って、「走れメロス」の感想文を生成してもらったことを、メルマガで取り上げました。 読書感想文が、AIによって作れてしまうのです。

このことを受けて、読書感想文コンクールの大手?である「青少年読書感想文全国コンクール」を主催する「全国学校図書館協議会」が動きました。 応募要項を改定すると言うのです。

具体的には、「盗作や不適切な引用等があった場合、審査対象外になることがあります」という文言が加えられるとのことなのです。 審査対象外とは、すなわち失格ということです。

もう少し詳しく述べます。
「盗作」は、他の人が書いた読書感想文を応募することで、そもそも不正です。
加えて、「不適正な引用等」において、Chatgptを用いた場合も、不正だとしたわけです。

これは、Chatgptが生成した文章をそのまま引用し、さらに執筆者本人がChatgptを使ったことを認めた場合に適用されるとのことです。

ただ、文章の校正に使うのは問題ないとしています。

でも、Chatgptを使って、元の文というか構成を生成して、そこから手を加えてオリジナルにした場合など、いろいろ活用が考えられますね。

いやいや、この活用の線引きは難しいと思います。