「おみやげ算」の仕組み

昨日紹介した「おみやげ算」(十の位が1の数同士のかけ算)について、どうして、そんな計算するの?ということを示してみます。

例えば、次の計算は、こうやります。

16×18です。

1 16+8=24
2 24×10=240
3 6×8=48
4 240+48=288

このやり方の説明は、書面だと難しいのですが、やってみます。

まず、16×10は、必ずやることです。だって、18の十の位は1だからです。
そして、8×10も、必ずやることなのです。それは、16×8で、十の位の1と8をかけることになるからです。
これを合わせると、16×10+8×10です。
これを、やりやすくして、(16+8)×10にしているわけです。

すると、残った計算は1の位同士のかけ算です。6×8ですね。
それを、先の十の位の計算と合わせます。

まとめると、
16×18=(16+8)×10+6×8
になります。

わかっていただけたでしょうか。
説明がわかりにくくて、すみません。

とにかく、さっと計算できるので、使ってみてください。