小学校の体育の教材にリレーがあります。
このリレー、3年生くらいから、棒状のバトンを使ってバトンパスをすることになります。
というか、全力で走りながらのバトンパスが、学習の中核になるのです。
オリンピックとか、日本選手権などの「競技」としてのリレーは、4人で走る順番が決まっています。
もちろん、少しでも速く走るために、もらったバトンを持ち替えることはしません。右手でもらったら、右手で渡すわけです。
すると、バトンをもらう人は左手でもらいます。そして、左手で渡します。
要するに、交互にもらう手が変わるわけです。
ところが、小学校のリレーでは、走る順番が決まっているわけではありません。だいたい、いつも違います。
ということは、右手か左手かいつももらう手を決めておいて、バトンをもらったら持ち替えて、いつも同じ手で渡すことを教える必要があるわけです。
なんだかごちゃごちゃした物言いになりましたが、小学校の体育授業では、もらったバトンは持ち替えると理解してください。… 続きを読む