バトンは左手で受け取る

6/3(土)にオンラインにおいて、太田健二氏にバトンパスについてレクチャーしてもらいました。

レクチャーでは、バトンパスは、左手で受け取る(右手で渡す)のがよい理由が、実証を通していくつか示されていました。

それは、右手で受け取ると困ること(難しくなること)、逆に言えば、左手で受け取ると簡単になることです。

まず、右手でバトンを受け取ろうとすると、走ってくる前走者を首をひねって見続ける必要があることです。
左手で受け取るなら、自然に見ることができます。

また、セパレートのコースで走るのではないので、速いチームがバトンパスを終えたら、その空いたコースに、どんどんに詰めてバトンをもらう必要があります。 ですが、右手で受け取っていると、コースが空いていることが見えないのです。
左手で受け取るなら、空いたコースがすぐ見えます。

最後に、バトンを渡し終わった人は、邪魔にならないように、すぐにコースの外に出なくてはなりません。
そのときに、右手で渡す方がスムーズに動けるのです。

これは、スポーツ庁の「小学校体育(運動領域)指導の手引」に、イラストで描かれていることなのです。
https://em-tr271.com/L90494/b300/121251

ぜひ、このイラストを見ていただき、左手渡しのバトンパスを指導してもらいたいです。