思いやり算

以前紹介した大阪の松下隼司氏が、「おもいやり算」なる授業を紹介しています。
それは、「思いやり算」という詩を使った、困っている人を見かけたら声をかけたり労ったり、助けたりできるようになるための授業なのです。 https://em-tr271.com/L90494/b300/121321

授業の冒頭を提示すると、こんな感じです。
とてもステキな授業でやってみたくなりますね。

【発問】 これまで算数で、何算を習いましたか。
C 足し算、引き算、かけ算、割り算

【説明】 今日は「思いやり算」、人を笑顔にする勉強です。

【画面】 「・・け合うと、大きな力に」
【発問】 ・・の中(隠れているところ)に、何が入りますか。
C たす

【説明】「たす」です。助け合うと、大きな力になります。

【発問】 何算ですか。
C たし算です。

【説明】 たし算です。

【画面】 ・・受けると、喜びがうまれる
【発問】 ・・の中に、何が入りますか。
C ひき
【説明】 「ひき」です。相手に喜んでもらえます。

【発問】 何算ですか。
C ひき算

【説明】
ひき算です。

【発問】 かけ算は、どんな言葉だと思いますか。
【指示】 隣の人と相談しましょう。
C(発表させる)

【説明】 「声をかけると、1つになれる」です。

【発問】 わり算は、どんな言葉だと思いますか。
【指示】 隣の人と相談しましょう。
C(発表させる)

【説明】 「いたわると、笑顔は返ってくる」です。

【指示】 「思いやり算」の詩を読みましょう。

思いやり算 〜人を笑顔にする算数〜
たすけ合うと、大きな力に
ひき受けると、喜びがうまれる
声をかけると、一つになれる
いたわると、笑顔は返ってくる