「英語教育実施状況調査」で地域差が明らかに

文部科学省が、先日、5/17、令和4年度(2022年度)「英語教育実施状況調査」の結果を公表しました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/121621

この「英語教育実施状況調査」は、児童・生徒の英語力とともに、英語教育に関わる指導状況などの調査で、毎年実施しているものです。 ここでは、中学校の調査結果について取り上げます。

文部科学省は、中学校の英語教育の目標として、「英検3級」のレベルに到達している生徒の割合を50%とすることを掲げています。 今回は、前年から2.2%増えて、「英検3級」相当以上の中学生は49.2%となっているのです。

これだけみると、だんだん良くなっていると思えますが、実は、この調査で明らかになったことに、地域による差が大きいということがあるのです。

都道府県では、
・福井県86.4%
・東京都59.5%
・千葉県59.1%
・群馬県59.1%
の一方、
・島根県34.1%
・鳥取県34.6%
・愛知県35.2%
なのです。

政令指定都市では、
・さいたま市86.6%
・横浜市66.0%
・堺市59.2%
の一方、
・名古屋市37.7%
・新潟市38.7%
・仙台市41.2%
なのです。

これって、差が大きすぎると思います。

もしかしたら、調査に対する認識の差もあるのかもしれません。

ただ、それでも、その地域によって、英語教育への力の入れ方も違っているのだと思います。

さいたま市、すごすぎないですか!