生成AIの限界を理解した上での活用が求められている

文部科学省が、「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」という長ったらしいガイドラインを発表しました。 https://em-tr271.com/L90494/b300/121641

このタイミングで発表というのは、夏休みの課題を子供たちに提示していくタイミングなのです。

では、「?成AI活?の適否に関する暫定的な考え?」を見ていきます。
こう書かれています。

「子供の発達の段階や実態を踏まえ、年齢制限・保護者同意等の利用規約の遵守を前提に、教育活動や学習評価の目的を達成する上で、生成AIの利用が効果的か否かで判断することを基本とする。」

要するに、「生成AIの利用が効果的か否かで判断」するわけで、至極当然ですね。

では、適切な例としては、以下の例が、まずあげられています。

1 情報モラル教育の?環として、教師が?成AIが?成する誤りを含む回答を教材として使?し、その性質や限界等を?徒に気付かせること。 2 ?成AIをめぐる社会的論議について?徒??が主体的に考え、議論する過程で、その素材として活?させること

これは、生成AIに対して、すべて正しいなどと思わずに批判的に見る目を養わせるための学習は、適切だというのです。
適切というより、そのような学習をしなくてはいけません。

生成AIの限界を理解した上での活用こそが、求められることです。生成AIは、けっこういい加減なのだとわかっていれば、すべてを真に受けることもなくなります。