「新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る」なんて無視しよう

ハフポストジャパンが、若い人たちに、「残業」についてのアンケートを実施しました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/121681
そのアンケートの設問の一つに、「古い」と感じる残業についての価値観について尋ねたものがあって、若い人たちの真っ当なドライさがよくわかりました。

「古いと思う「仕事に関する価値観」を教えてください。」という設問に対して、次のような回答が寄せられたのです。

1位 上司より先に帰ってはいけないという暗黙のルール 82.8%
2位 新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る 79.9%
3位 残業時間は長い人ほど頑張っている 71.7%
4位 仕事のためなら残業も、 土日出勤もいとわない 69.8%
5位 大事なプレゼンの前は朝まで徹夜する 69.6%
6位 プライベートが充実している人は仕事をさぼっている 69.3%
7位 フレックス制でも朝10時以降に出社する人は怠惰だ 66.7%
8位 プライベートより仕事が重要 62.5%
9位 長時間(1時間以上) の会議や打ち合せは、やって当然 60.5%
10位 会社のために全力で働く 49.7%

ありましたねえ。なんとなく、「上司より先に帰ってはいけない暗黙のルール」。
もしかしたら、「お先に失礼します」なんて挨拶は、この暗黙のルールをひきずっているのかもしれません。

そして、「新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る」なんていうのもありました。
私は、ベテランの先生から面と向かって、「若い先生は、早く学校に来るものだ」なんて言われたことがあります。

でも、そんなことはないです。
早く来たい人は早く来て仕事すればよいのです。

早く来るか来ないかは、その人の仕事の進捗や仕事のスタイルによるわけで、それを「新人だから」と一律にくくるのは大間違いです。

ですから、そんな余計なアドバイス?は無視して、自分に必要かどうかで判断しましょう。