給食白衣や給食エプロンの個人持ちについて

小学校において、給食当番になると、給食白衣や給食エプロンを着ることになっているところが多いと思います。
そして、その給食白衣や給食エプロンは当番が終わったら家で洗濯してくるという仕組みが多いのだと思います。
一般的な言い方だと、学校で購入したものを「共有」しているわけです。

ですが、この頃、この「共有」をやめる学校や自治体が出てきているというのです。

一つは、コロナ禍もあって、他人が着たものを自分で着ることに不快感を覚える人が多くなったということです。
それって気にし過ぎではないかと思いますが、この頃は、そんな「清潔意識」をもつ人もいるのだと認識した方がよいかもしれません。

もう一つは、洗濯の際につく「香り」を受け付けない子が出てきたことです。
そう、様々な洗剤や柔軟剤のにおいが、知覚過敏症状を引き起こすことがけっこう目立ってきているのです。
確かに、香りのつく洗剤や柔軟剤のCMがけっこう流れているので、それを使っている家庭もけっこうあるわけで、給食白衣や給食エプロンも一緒に洗濯する以上、香りはつくわけです。

こうして、給食白衣や給食エプロンを「個人持ち」にするところが増えてきているというのです。
でも、これって保護者の負担が若干増えることになりますね。

ただ、そもそも、給食用に白衣や給食エプロンを身につけること自体が「大げさ」なのだと私は考えています。
個人で家にあるエプロンを持参すればすむことです。
それに、給食白衣や給食エプロンがあることで、どれだけ教師の手間や仕事が必要かを考えると、シンプルが一番だと言いたいです。

まあ、家にあるエプロン持参だと衛生的でないなんて物言いをしたがるでしょうが、そこまで厳密にすることが、給食に必要なことなのか疑問に思うのです。

皆さんは、いかがお考えですか。