「嫉妬」を励みにしよう

昨日、心理学における「上方比較」すなわち「嫉妬」について取り上げました。
ほんと、他者と自分を比べない方がよいのはわかっているのですが、なんともそれができないのです。
「嫉妬」はやめられません。

ただ、いけないとばかり、この「嫉妬」の感情に蓋をしてしまうのも心のサインを押さえつけて、それも問題だと私は考えています。

まず、私は誰かに「嫉妬している」ことを認めるわけです。
そこから、スタートすることが必要なのです。

ただ、この「嫉妬」からスタートしても、行き先というか、その後に目指すことは二つに分かれるのです。

一つは、「相手の不幸を願う」ことです。(このことについては、今後取り上げる予定です。)
もう一つは、嫉妬する「相手から学ぶ」ことです。

私達は、「嫉妬」することを通して、自分の願いを知ることができます。
そして、その願いを達成するために何をすればよいのか、相手をモデルとして学んでいくことができるのです。

要するに、「嫉妬」を励みにしようということです。
それが、最も「生産的」な、心のマネジメントだと思います。