幼児にとっての食べ物や食器の大きさ

東京港区の青山にある「ITOCHU SDGs STUDIO」に、「こどもの視点カフェ」なるカフェがあることを、昨日、紹介しました。 https://em-tr271.com/L90494/b300/121991

そこでのコンセプトは、大人が子供になったら、食べ物やドリンク、持ち物はどれだけ大きいのか?ということなので、様々なものが、子供目線?で拡大されています。

小さな子供にとっては、テーブルに出された食べ物や食器も、私達の想像以上に大きいわけです。
どのくらい大きいかというと、大人の手のひらは2歳の子の手のひら2倍の大きさということで、その食べ物や食器はみな2倍の大きさになっているのです。

すると、食べ物が巨大になります。
これを、「全部食べなさい」なんて、軽々に言えなくなるかもしれません。

また、コップが2倍の大きさになっているので、とても重たく持ちにくいです。
これを扱っているのだと思うと、コップに入った飲み物をこぼしてしまっても、仕方がないと思えます。
これまた、こぼしても軽々に叱れなくなります。

よく、小学校において、妊婦の体の重たさを実感ために、重たい体験ジャケットを着させることが授業としてありますが、この幼児体験も同様な効果があると思います。

ぜひ、小さな子に対して「寛大」に対応していきましょう。