8月の初旬に、図書館で読書感想文講座と理科実験講座を行いました。
その時、参加した子たちに、「もう、宿題のドリルは終わった?」と聞いたら、「うん、7月中に終わらせた」という子がたくさんいて、「すごいな」と思ったしだいです。 私は、担任していた子供たちには「さっさと宿題を終わらせなさい」と言っていたくせに、自分はギリギリになって宿題をやっていたのでした。
あるラジオ番組で、この夏休みの宿題に関しての調査をしたところ、
「宿題を最後まで残していた 63.7%」
という結果だったのです。
https://em-tr271.com/L90494/b300/122091
これは、小学校だけでなく中学校や高校もあるので、さっさと宿題を終えることは難しい事情もあるので、仕方がない面もあるかもしれません。
で、夏休みの最後に、残った宿題をどうしたかというのが問題ですね。
ある人は、読書感想文を「ネットから拾って丸パクリしていた」と言います。
でも、こんなやり方をされるなら、そもそも宿題を出さなきゃよいと思うのです。
また、ある人は、ドリルの宿題に対して、答え付きのドリルだったので、答えを見て、それを写したと言います。
でも、「ちょうどいいぐらいの間違いを書いていた」とも言っているのです。
こんなごまかしをさせるくらいなら、そもそも宿題を出さなきゃよいと思うのです。
とにかく、夏休みに宿題を出すことで、子供に力がつくとは思えません。
夏休みの宿題はなしが理想で、出してもミニマムな量がよいです。