「登校班」のメンテナンスは学校がやっている

教員の多忙化対策の一貫として、学校における教員の業務を3つに分類し、一つ一つ解決していこうと「緊急提言」では、呼びかけています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/122241

その1つ目の業務の

「学校以外が担うべき業務」

のうち、「登下校対応」を今日も取り上げます。
(対応策の例示)
https://em-tr271.com/L90494/b300/222241

実は、学校というか、地区によって、登校班なるものがあるところとないところがあるのです。
ちなみに、私の家の学区(息子たちの通った小学校)は登校班がなく、それぞれの子がバラバラに登校していました。
しかし、隣の学校では、登校班があって、ある決まった時刻に、集合場所に集まってから登校していました。

この仕組みは、学校ではなく、地区の独自な班で仕切られていたのですが、メンテナンス?は学校が行うことになっていたのです。

年度当初と夏休み明け、そして年度末に、登校班ごとに集まって、担当の先生の指導のもとに、ルールの確認などを行っていました。 この時間は授業時間内です。

もちろん、登校班で人間関係のトラブルが起こったら、担当の先生が指導することになります。
ただ、そんなトラブルが起こらない確率は、限りなく低いのです。

このように、登校班は、もともと学校で作ったものではなく地区で設定したものなのに、学校がかなりの比重で関わることになっています。

これって、やはり、無理難題だと思います。
地区で責任をもって、メンテナンスしていくべきですね。