別府市の「たびスタ休暇」

3月に、このメルマガで「ラーケーションの日」について、取り上げられていました。

「ラーケーションの日」
それは、愛知県が、公立学校の児童生徒が保護者の休みに合わせて、年3日まで平日に学校を休めるというものです。

愛知県「休み方改革」プロジェクトについて
https://em-tr271.com/L90494/b300/122271

これとは別に、別府市で9月から、同様の趣旨の「たびスタ休暇」なるものがスタートしました。

https://em-tr271.com/L90494/b300/222271

これは、平日に家族と市外に旅行する場合、事前に保護者が学校に申請すれば、年3日間まで欠席扱いにはならないという制度です。 もちろん、欠席することでの授業の遅れについては、「自習で補うこと」が条件とされています。

趣旨は、別府という観光都市で、土日や長期休みになかなか休めないという実情があって、家族で一緒に過ごす時間を増やしたいという声に答えたものです。

この制度、要するに、事前に申し出れば、欠席扱いしませんよ、ただ、欠席した分の授業は自分でやってね、と言っているのです。

この制度、やはり日本らしく?、お墨付きがなければ、自分の思い通りに行動できないという心性を汲み取ったものかと考えています。

でも、そうではなくて、このようなことをわざわざ制度として設定しなくても、保護者が「旅行に行くから学校を休ませます」と学校に言えばよいわけです。 これでも、現在でも、別段、何の支障もありません。
「事故欠」になるだけですね。

堂々と休めばよいだけなのです。
学校に気兼ねすることは全くありません。