学校を休むことを、そんなに大仰なことと考えなくてよいのではないか

昨日、別府市の「たびスタ休暇」を紹介しました。
「保護者用リーフレット」
https://em-tr271.com/L90494/b300/122281

この「たびスタ休暇」は、平日に家族と市外に旅行する場合、事前に保護者が学校に申請すれば、年3日間まで欠席扱いにはならないという制度です。

ちょっと、「保護者用リーフレット」を見てみましょう。

趣旨説明では、
「(前略)「旅」と「学習(study)」を組み合わせた別府市発の新しい学び方・休み方です。
地域家庭との教育活動の一環と捉え、校外活動として欠席とはせず「出席停止等」と同じ扱いとなります。」
と、なんだか、休暇ではなく教育活動にアクセントがあるような書きぶりとなっています。

その留意点において、
・「たびスタ」休暇は、取得日の5日前(土日祝日を除く)までに学校へ届け出する必要があります。
・保護者等と市外に旅行する場合に取得できます。
・年度内に3日まで取得することができます。
・「たびスタ」休暇を取ることで受けられない授業内容は、家庭で自習します。
とあるのですが、「なぜ、市外に旅行?」と疑問に思いますね。

それには、こんな回答がされています。
「市外への旅行は、その土地の文化や習慣、食べ物などから異文化への理解が深まるとともに新しい知識を得ることができます。それらの経験は、学校教育だけでは得られない特別な体験であり、社会的な教育効果もあると言えることから、「市外旅行=旅育」と捉え、市外に旅行する場合に取得できることとしました。」

なんだか理屈っぽいですね。

おそらく、実情は、「学校を休んだ子が、学校の近くで遊んで?いるのは、どうもまずい」という感じなのだと思います。

私は、学校を休むことを、そんなに大仰なことと考えないでもよいのではないかと考えています。
どうしても行かねばならないところと規定するから苦しくなるわけで、もっとたわいのない理由で休んでもいいんじゃないかと思うのです。 そんなに学校の位置づけを高くしないてよいです。