「登下校対応」と「放課後の見回り、補導時の対応」は、学校の業務外とするこ とを徹底したい

しばらく、中央教育審議会の特別部会が行った「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策 (提言)」、いわゆる「緊急提言」を取り上げていきます。 https://em-tr271.com/L90494/b300/122231

先生は忙しい。
だけど、その忙しさは、授業に関わるところではないところの業務がたくさんあるからなのです。

そんな「業務の適正化」についても、緊急提言は取り上げています。
教員の業務を3つに分類して、まず、

「学校以外が担うべき業務」

です。

対応策の例示では、… 続きを読む

「授業時数」だらだら多くやればいいってもんじゃないよ

昨日、中央教育審議会の特別部会が行った「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策 (提言)」、いわゆる「緊急提言」の中の「授業時数」について取り上げました。 https://em-tr271.com/L90494/b300/122221

この「授業時数」を、多めに計上するのは、インフルエンザや災害による等の学級閉鎖に備えるためですが、それでも、あまりに過剰に計上している学校があることが問題とされているのです。

中では70時間以上もオーバーしている学校があって、これでは12〜15日も多く授業をすることになります。
これでは、子供も教職員も疲弊します。

横浜市などでは、6年生の卒業式が1〜5年生の修了式よりも前に実施されるので、当然、授業時数は他の学年より少なくなります。

ということは、6年生の授業時数を確保するのが一番の課題となるわけです。
(東京都は、卒業式が修了式の次の日なので、そんな心配はないと思います。)

私が教務主任をしていた頃、この時数設定を担当していて、私が案を校長先生に具申していました。… 続きを読む