「立冬」なのに暖かすぎる

一昨日の11/8は「立冬」でした。
こんな気温が高くて、上着が必要ないくらいなのに、いきなり「冬」だなんてびっくりしました。

とにかく、一昨日から日本の暦では、季節が秋から冬になるのです。

でも、なぜ一昨日から冬が始まるのかと、不思議に思いますね。
この点を、詳しくみていきましょう。

春夏秋冬は「四季」で、季節を四つに分けるのですが、日本には「二十四節気(せっき)」という暦もあるのです。
「二十四節気」とは、1年の季節を4等分ではなく、さらに細かく24等分にした暦です。

「二十四節気」では、春分・夏至・秋分・冬至と巡る1年を24等分していきます。
その流れがこちら。

春分の日:昼と夜が同じ長さ

夏至:昼が最も長い

秋分の日:昼と夜が同じ長さ

冬至:昼が最も短い(夜が最も長い)

春分の日:昼と夜が同じ長さ

というサイクルを24等分しているのです。

そして、話題の「立冬」は、秋分の日と冬至のちょうど中間です。

春分の日:3/21

夏至:6/21

秋分の日:9/23
↓(立冬)11/08
冬至:12/22

春分の日:3/20

これから、秋を抜けて、少しずつ寒さが厳しくなっていきます。
「立冬」は、本格的な冬の季節のスタートの日なのです。

まあ、それでも、これだけ暖かいと、冬という感じが全くしませんね。