「観る将」とは

昨日は、今年の「流行語大賞」のうち、私が知らなかった「蛙化現象」なる言葉を取り上げました。
今日は、もう一つ知らなかった「観る将」について取り上げます。
https://em-tr271.com/L90494/b300/123281

「観る将」とは、どんな意味か調べてみました。

すると、要するに、「観る将棋」の略なのでした。
これは、自分では将棋を指さないで、棋士の対局の観戦を観て楽しむ将棋ファンのことです。

テレビやインターネットなどで、将棋の対局を楽しむ将棋ファンで、やはり、藤井聡太氏が八冠を達成したことによって、将棋に興味をもったのだと思います。

でも、「観る将」の人々は、あまり将棋のことがよくわかっていないのに、その対局を観て楽しいの?と思いますよね。

実は、将棋以外のことも楽しいらしいのです。

代表的なのは、棋士たちが対局の合間に食べる食事やおやつがあります。
藤井くんが何を注文したか、何を食べたかなんてことが、観る将の人にとって、興味のあることなのです。

それ以外にも、誰がイケメンだとか、対局の解説者のダジャレが面白いとか、棋士をいかに撮影するかとか、いろいろなことを楽しむ人達がいるらしいのです。

この楽しみ方が多岐にわたる点では、撮り鉄、乗り鉄・・・なんてある鉄道マニアと似ていると思います。

さて、強引にこの「観る・・・」を、教師の世界に当てはめてみると、「観る授」なんてのも、ありえるかもしれません。
これは「観る授業」です。

授業はしないけれど、「観る」ことはできる、そんな先生。
そんなところですが、でも、こういう「批評家?」のような大学の先生や指導主事の先生がいますよね。
自分で授業をしないのに、口だけでは、信用されません。
やはり、「観る授」という言葉は、ふさわしくないですね。