「チャリティーセミナー」という支援のやり方

能登半島地震の被害が、時間が経つにつれて、ますます露わになってきています。
いやー、地震は酷い揺れだったのだと、現地の倒壊した家屋や歪んだ道路の映像を見るたびに思います。
そして、突然、それまでとは180度違う時間の過ごし方を強いられた人々の不安や哀しさに思いをはせると、心が痛みます。

東日本大震災の後、4月、5月と、私が所属するNPOがセミナーを開催しました。
例年行っている若い先生向けの教え方セミナーです。

私達は、そのセミナーにおいて、募金箱を設置しました。
参加者に被災した方々への支援をしてもらうためです。
そして、セミナー後、私達は、募金箱に集まったお金を寄付したのでした。

この募金箱方式は、私達だけでなく、他の皆さんもやっていました。
そう、学校でも、児童会が中心となって行っていました。

しかし、今回の能登半島地震では、FACEBOOK等において、少し異なる動きが目につきました。

それは、チャリティーイベントを行うというものです。
ただ、そのチャリティーイベントには、大きく2つのタイプに分けられました。
一つは、入場料・参加費を設定して、その収益を寄付するものです。
もう一つは、入場料・参加費は無料だけど、参加してくれた人からその場で募金を集め、それを寄付するものです。

そんな外部の動きを知るにつれ、私も、なんだか、居ても立っても居られなくなって、NPOの仲間とチャリティーセミナーをやることを決めました。

私達はセミナーで講座を行い、そこでの参加費を寄付することにしたのです。

皆さんも、自分なりにできることがあると思います。
ぜひ、お互いに応援しましょう。