「長期休暇」には、先生も子供と同じで休んでいるというイメージがある

教職は、長期休暇を取りやすい仕事なのでしょうか。

今日も、愛知県総合教育センターが行った「教職の魅力向上への課題に関する調査研究」の中の「魅力を感じた仕事の3番目」を取り上げます。 https://em-tr271.com/L90494/b146/123791

教職課程を履修するような学生が、魅力を感じた仕事の3番目は、

3 休暇(産休,育休,有給休暇,長期休暇)を取得しやすい仕事 92.9%

です。

この項目の最後の「長期休暇」について、先生も子供と同じように休んでいるというイメージがあります。

子供には、長期休みの「夏休み・冬休み・春休み」があり、その子供が学校にいないのだから、先生も休みだろうという、単純な類推が働くのですね。

でも、残念ながら、子供が学校にいなくても、基本的に先生は学校で働いています。

長期休暇と言えるのは、夏にある「夏季休暇」の5日間のみです。(横浜市の場合)
他の日には、自分の有給休暇を使って休んでいるのです。

まあ、他の職業より、この時期の有給休暇は取りやすいので、その分、まとまった休みが取りやすいことは確かです。
この点は、魅力があると言えますね。
だったら、もっとこの点を、正々堂々とアピールすれば、教職がもっと魅力的に見えると思うのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか。

でも、多忙を極めた1学期、2学期、3学期のリフレッシュに、まとまった休暇を取らないと、心身ともに病んでしまいますね。
(もっと休暇を平準化した方がよいと私は思っています。)