「課金」についても約束をしておく

今日は、久里浜医療センターの医師である樋口進氏らが作成した「ゲーム依存 相談マニュアル」に提示されている、ゲームをさせるに当たっての約束・きまりづくりのポイントの3つ目です。 em-tr271.com/L90494/b146/124021
3 お金の使い方を決める
ゲームでは、最初のうちは「無料」でやることができても、そのうちゲームを有利に進めるための「アイテム」を手に入れるために「課金」したくなるものです。
他のプレーヤーより、上のレベルであることを自慢したい。 とにかく、ゲームを前に進めたい。
そこには、達成欲や自尊心、競争心がからんで、やはり「アイテム」を手にいれたくなるのです。
ですが、子供には、大人ほど「お金を使っている」とか「お金を使いすぎている」とかいう実感がありません。 ですから、この「課金」についても、約束をしておく必要があるわけです。
樋口氏らは、
・親に相談してから課金する ・プリペイド式のカードを利用する
ことを提案しています。
もちろん、この約束をする上で、
・ゲームのダウンロード、課金の限度額
を決めておくことが必要です。
そこでの説明や合意がなされていないと、子供はタガがはずれたように課金に走ってしまいます。
親のクレジットカードを使うなどのトラブルは、ここの約束の部分が抜け落ちていたのだと思います。
それでも、適宜、課金額、クレジットカードの使用状況はチェックしないといけません。
それにしても、ゲームは、こんな「危険な」遊び道具だという認識をもった方がよいのですね。