朝の会のメニューを「宿題の答え合わせ」に絞ったら

今日も、実際に私が行っていた、朝の会のミニマム?メニューを取り上げます。
それは、
・あいさつ ・先生の話 +一つのメニュー
で「+一つのメニュー」を、
「宿題の答え合わせ」
にしていたものです。
「宿題の答え合わせ」が朝の会のメニューだって、と言われそうですが、私が勤務していたある学校では、宿題として算数のプリントを、毎日出すことが全校で統一されていたのです。
私にとっては、これはもう理不尽でした。 やらせたくもない算数の宿題を出さなくてはならないのですから。
このプリント宿題は、出すのも手間なら、処理するのも手間です。 そこで、私は、毎日、朝の会で答えあわせをする仕組みを作ったのです。
ですから、これは学級経営上のメニューというより、私の事務処理上のメニューといった方がよい思います。
そのとき、私のクラスには、「算数プリント当番」なる当番が存在して、そのメニューの時間になると、前に出て、算数のプリント問題の答えを言っていたのです。 他の子は、その答えを聞いて、やってきた自分のプリントの答え合わせをしていました。
そんな丸つけが終わると、私のところにそのプリントを見せにきます。 まあ、簡単なチェックをするわけで、さっと見て、私はぶたのイラストのハンコを押していました。
そうしたら、プリントをファイルに綴じ込んでおしまいです。
この作業は、それなりに時間がかかるのですが、仕方がありません。できるだけ早くやるように心がけて、3〜5分くらいで終えるようにしたのです。
このように、事務処理上の都合で、朝の会のメニューにすることもあると思います。
それでも、そんな場合は、他のメニューはカットして、ミニマムな朝の会メニューにしていくことが大切だと考えています。
朝の会のメニューの盛りだくさんはやめましょう。 一つに絞って、価値を生み出していきましょう。