ローマ字の表記の混乱

文化庁の文化審議会国語分科会において、ローマ字の表記に関して、小学校で学ぶ「訓令式」から、「ヘボン式」を基本とするよう、改定を考えていることがウェブで伝えられました。
現在、日本において、日本の言葉を英語として表示する際は、内閣告示で定められた「訓令式」で行われるとされています。 ですから、小学校3年生では、この「訓令式」を学ぶわけです。
訓令式は、ご存知のように、母音と子音を規則的に組み合わせるわけです。 例えば、 愛知 aiti となります。
しかし、小学校で教えているにも関わらず、一般には、「ヘボン式」での表記が使われている場合が多いのです。
先の愛知の例だと、 愛知 aichi となります。
ヘボン式は、英語の発音に近しい表記になるので、外国の人にとってもやさしいものです。
私は、ヘボン式に正式に移行することに大賛成です。