ローマ字の表記の混乱

文化庁の文化審議会国語分科会において、ローマ字の表記に関して、小学校で学ぶ「訓令式」から、「ヘボン式」を基本とするよう、改定を考えていることがウェブで伝えられました。
現在、日本において、日本の言葉を英語として表示する際は、内閣告示で定められた「訓令式」で行われるとされています。 ですから、小学校3年生では、この「訓令式」を学ぶわけです。
訓令式は、ご存知のように、母音と子音を規則的に組み合わせるわけです。 例えば、 愛知 aiti となります。
しかし、小学校で教えているにも関わらず、一般には、「ヘボン式」での表記が使われている場合が多いのです。
先の愛知の例だと、
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「ヨシオ」のバリエーション?

昨日、「誘導馬のヨシオ」について取り上げました。 大げさに言えば、人の名前を馬の名前にすることの是非を考えてみたわけです。
それで、「ヨシオ」という馬について調べていると、あらら、他にも「ヨシオ」という名前をつけている馬がいることがわかったのです。
もちろん、同名ではありません。 「ヨシオ」のバリエーション?です。
ヨシオカザン ヨシオカゲツ ヨシオドライヴ ヨシオキコウシ ヨシオエイカン
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誘導馬ヨシオ

本日のメルマガは、かなり個人的な内容となります。 それは、次の記事をウェブで見つけて、心にさざ波が立ったからです。
「福島競馬場の誘導馬ヨシオが11歳で死す」 em-tr271.com/L90494/b581/125101
「おいおい、人の名前を気安く呼び捨てにするなよ」って感じです。
このヨシオくん?は、それなりに活躍した競走馬で、記事によると現役通算78戦6勝というから、大したものだと思います。 そんなに競馬で1位になんてなれないのに6勝もしているのですから、優秀です。
引退後は、誘導馬という、競走馬が本馬場へ入場する際に、競走馬を先導する役目を果たしていて、競馬ファンに愛されていたとのこと。
「ヨシオ」という名は、オーナーの仲山誉志夫(よしお)氏にちなんだものだそうですが、それにしても、馬の名前に、「ヨシオ」なんて、人の名前そのものをつけるとは、あまり良い趣向ではないと思います。
さすがに、大っぴらに呼び捨てにされたことで、私は、少しばかりいらっときたのでした。
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