ノートのお手本を示す

怒涛の4月が過ぎようとしています。
すでに、ノート指導も行われていると思います。
ていねいで、ゆったりとしたノートは、学んだことをより定着させることにつながります。

では、どうやったら、ていねいで、ゆったりとしたノートを、子供にとらせることができるのでしょうか。

その一つの有力な手だてが、「手本」を示すことです。

この「手本」は、自分がかつて担任した子のノートのコピーが最適解です。
同じ学年の子が書いたノートなら、きっと自分にもできるというモチベーションを、子供たちにもたせることができるからです。
私は、そのようにしていました。

さて、その「お手本」を示すことで、もうひと工夫した実践を、田丸義明氏が行っています。
教育トークライン … 続きを読む

「おみやげ算」のやり方

もう、すっかり使わなくなった脳トレのアプリがあります。
2年くらい前は、けっこうはまっていて1日に1回必ずやっていました。

そのアプリの中に、「計算問題」があって、四則計算のスピードと正確性を測定していました。

一番の難関は、11×11から19×19まである、「十の位が1の数同士のかけ算」です。
例えば、12×17といった計算です。

この計算にはやり方があって、この頃は「おみやげ算」と呼ばれていることを知りました。

やり方は、次のようです。

1 まず、かける数17の「7」をかけられる数12にたします。
17+2=19… 続きを読む