自殺防止?用のトイレットペーパー

ずっと悩んで考えてきたことが、パッとアイデアがひらめいて解決法が見つかるときというのは、どんな状況なのでしょうか?

このアイデアがひらめく状況を、古来、「三上(さんじょう)」と呼んでいたことをご存知の方も多いと思います。

三上というのは、すなわち、

馬上(馬にのっているとき)
枕上(布団に横になっているとき)
厠上(トイレにいるとき)

です。

この「三上」では、何かしらリラックスして、凝り固まった頭が柔らかくなるからでしょうか、ひらめくと言われているのです。

ところが、この頃は、トイレで、アイデアではなく、いやなことを思い出し考え込む人もいるかもしれません。

そんな発想で、山梨県は、若者の自殺者を減らすために、県内の大学のトイレに、相談ダイアルの番号を印刷したトイレットペーパーを設置したというのです。… 続きを読む

AI 自動音声にてお伝えしています

このところ NHK のテレビを見ていると、ニュース番組において、画面上部に「AI 自動音声にてお伝えしています」というテロップがあることがあります。 ということは、このニュース番組の音声は、アナウンサーが読み上げているのではなくて、AI が読み上げているということです。

このNHKのAI自動音声は、記者が書いた原稿をAIの音声合成装置が読み上げる仕組みです。
AIはNHKのアナウンサーの話し方を学習しており、自然に近い音声を合成しているそうです。
現在では女性アナウンサーと男性アナウンサーの音声があり、加えて、場面によっては「ニュース調」と「会話調」など、話し方に変化がつけられるようになったそうです。

では、… 続きを読む

「さかなのこ」という映画を観てきました。

のんが主演する「さかなのこ」という映画を観てきました。「ギョギョギョ」で有名なさかなクンの自伝を原作にした映画です。

のんが主演している主人公は、男性なのか女性なのかと言う話題もあるようですが、そんなことはどうでも良いと思われる映画でした。

さかなクンはギフテッドといえるでしょう。好きなことをとことんやり続けた人です。
さかなクンの好きなことに打ち込むブレのない姿勢が、清々しいというか、力強いというか、羨ましいというか、そんな心の高なりを引き出してくれました。

「自分の好きなことを遠慮なくやっていいんだ」と応援してもらっているような映画でした。

加えて、このような好きなことをやり続けさせてあげるためには、周りの人々の理解と応援が必要なことが、じんわりと伝わってくる映画でもありました。

この映画の中にも、先生たちが登場して、さかなクンの才能を理解し、応援する場面があったのです。
おそらく、子供だけでなく誰でも、「それが好きなんだね」と言ってもらえると、自分のことを承認し、応援してもらっていると思うはずです。

そんな凄い役割を、先生という存在は果たすことができるのだと、再確認してほしく思いました。… 続きを読む