「いつかはクラウン」「中学生になったらシャーペン」

2018/07/19

「いつかはクラウン」というキャッチコピーを聞いたことがありませんか。
いつかは会社の中で地位を上げたくさんの給料をもらえるようになって、高級車のクラウンに乗ってみたいという憧れを表したものです。

1970年代という高度成長時代、トヨタの自動車は職階とともにイメージ販売されていました。
学校の先生にはピンとこないかもしれませんが、平社員、主任、課長、部長という職階が一般的にありました。
その職階ごとに車のイメージがあったのです。

新入社員で、少し余裕ができてきたなら、まずカローラ。
そして、少し仕事かできるようになって部下がついたら、コロナ。
さらに、チームを束ねる課長になったら、マーク2。
もっと上に行って部長になると、クラウン。… 続きを読む

また、やっちまった

昨日、横浜で若い先生向けの教え方セミナーを、連続して開催しました。「教師の仕事術」と「特別支援教育」という、なんでこんなに不連続なんだと思われる講座の連続でしたが、雨の中、たくさんの方に来ていただきました。感謝です。

さて、こういうセミナーが終わると、「懇親会」と称して、打ち上げを行うのが恒例となっています。
昨日も、そうでした。8名ほどのスタッフメンバーで、わいわいと飲んで、しゃべりました。
懇親会も終わり、家に帰りつきます。玄関をあけて、傘立てが目に飛び込んできた瞬間、

また、やっちまった

ことに気が付きました。
朝、雨が降っていたので、この傘立てから傘を持ち出しました。その傘を忘れたのです。
(懇親会の会場を出た時、確かに雨はやんでいました。)
そして、私は、いつものように、少しばかり落ち込みました。

私は、傘に限らず、他のものもよく忘れます。… 続きを読む

時々は「教わる側」に回った方がよい

教師は、一人で大勢の子ども達を教えます。毎日、毎日教えます。職業ですから、当たり前ですが、いつも「教える側」にいることになります。
ですが、時々、ポジションを変えて「教わる側」に行った方がいいです。
それも、マンツーマンで教わるのではなく、学校の教室と同じ、1対大勢の方がよいです。そうそう、一般的な「スクール形式」という形態です。
例えば、「陶芸教室」「ダンス教室」「料理教室」「合唱団」・・・でしょうか。

そうすると、「教える側」から「教わる側」になることによって、「教える側」の「ポイント」に気付くことができるのです。
「あら探し」をついついすることによって、「してはいけない」「効果的でない」と思われるポイントに気付きます。
気付くというか、普段教える側にいると、ついつい「私だったら、そうはしないな」みたいな思いが浮かんできてしまうのです。… 続きを読む