もう先生は怒った!プンだ!

「まつしたじゅんじ」氏が書いた「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本がおもしろく、また、ためになります。
ちょっとした事なのですが、「そうだ。そうだ。」と心の中で頷いています。

「ぼくも、おねがいがあります。
けんかした子と向かい合わせにして、はなしをきくのはやめてください。
よけい、こうふんします。
だから、となりどおしにしてください。
すわらせてください。」

確かに立たせたまま、喧嘩した子達に話を聞くと、その子達は落ち着きませんね。立たせたままだと気持ちが高ぶったままです。
座らせれば、少し落ち着きます。

また、子供同士を向かい合わせにはしません。… 続きを読む

やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々 大きくなる

林真理子氏の「野心のすすめ」を読みました。 
この本で、林真理子氏は、あの有名な言葉を述べているのです。

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」

この言葉は心に刺さります。
林真理子氏は、ADHD 傾向と言うか、衝動性が強い、とにかく思い立ったらすぐにやってしまう、そんな行動様式を常にとっています。 ですから、この言葉通りに「やってしまった」事ばかりだと思います。

しかし、それでも、ためらって動き出せなかい後悔があって、この言葉をエネルギーにして動いてきたのだと思うのです。

私もスケールが小さいかもしれませんが、「これやってみたい」と思うことは、できる限りやってみたいと思います。
振り返って、私の教師生活でも、それなりにやってみたいと思うことはやってきたと思います。… 続きを読む

成功で終わる「バックワード・チェイニング」

昨日、「逆行性連鎖」「バックワード・チェイニング」という指導方法が有効であるというお話をしました。
なぜ有効か。
それは、「成功で終わる」からなのです。

こんな例があります。

ADHDの子で、片づけが苦手な子。
朝、登校してすぐ、カバンから机に学習用具をきちんと入れることができません。
カバンは出しっぱなし、カバンの中で教科書やノート類が散乱・・・。
こんな子です。

まず、
朝、登校してすぐの片づけを細分化します。… 続きを読む