「内発的動機づけ」はどのように発見されたのか1

「内発的動機づけ」なる概念を、皆さんはよくご存知だと思います。 教育心理学を学ぶ際の重要な概念ですね。
そもそも、この内発的動機づけなる概念はどのように発見されたのでしょうか。 それは、外発的動機づけを研究している最中に、外発的動機づけでは説明しきれないものとして発見されたのです。
これって、けっこう意外な感じがしませんか。 自分たちが研究している概念とは全く異なる概念で、人は動くということが実験の中で出てしまったわけです。
少し先走りすぎました。
そもそも、外発的動機づけが研究されるきっかけがあったわけです。 外発的動機づけとは、心理学が勃興した際まず起こった「無意識の研究」=深層心理学に対立するものとして起こった刺激・反応理論=行動心理学における概念です。
深層心理学は、有名なフロイトやユングといった学者が唱えたものです。精神分析学とも言います。
続きを読む

スマートウォッチはどんどん進化している

皆さんは、どんな腕時計をしていますか。
私は、教師の現職のときは、まあ普通の腕時計をしてきました。 ですが、現職の最後の方は、アップルウォッチをしていたのです。それは、その時のアップルウォッチには、ある一定の時間座り続けていると、「立ち上がって動きなさい」と言ってくれる機能がついていたからです。
そんなこんなで、スマートウォッチを、なんらかの機能を利用するために腕にはめていました。
アップルウォッチの次は、つい最近までHUWEIのスマートウォッチでした。 それは、睡眠時間の評価をしてくれる機能がついていたからです。この機能のおかげで、ずいぶん睡眠をしっかりととるようになりました。 加えて、ランニングの記録がとれる機能があったのも、このスマートウォッチを手に入れたきっかけになりました。 すぐれもので、GPSでランニングしたマップ(軌跡)や距離などがすべて記録されるのです。 これがなかったら、ランニングするモチベーションはわかなかったと思います。
さて、つい先日、新たなスマートウォッチを手に入れました。
続きを読む

学校での業務の見直しについての鳥取県教委チラシ

3/25、鳥取県教育委員会は、保護者や地域の人たちに理解・協力をしてもらおうと、教員の働き方改革に伴う学校での業務の見直しについて、チラシを作りました。 em-tr271.com/L90494/b581/124731
チラシでは、小中学校の教員において、時間外勤務が月45時間を超えている人が多くいて、中には過労死ラインの80時間を超えている人さえいること、そして、「このままだと子どもたちに対して、質の高い教育ができなくなってしまう」と訴えています。
そして、全国で行われ始めている、次のような業務の見直しを行っていくことに理解を求めているのです。
・登下校の見守り活動を保護者に協力してもらうこと ・学校と保護者との連絡を紙からメールなどデジタルに移行 ・勤務時間外の早朝・夜間の電話は留守番電話で受けること
確かに、このような広報活動を行うことで、だんだん業務が見直されていくのだと思います。 チラシの配布は、その点、有効かと思います。
ただ、まだるっこしい感じが多分にするわけです。
続きを読む