王様ドッジボール

昨日、厚木の小学校体育研究会に、体育の研修会の講師として呼ばれて、講座をしてきました。
集まったのは、体育が得意な若い先生たち。うだるような暑さの体育館で、3時間も、元気いっぱい体を動かしていました。もう、脱帽です。私にはできません。

さて、その研修会のプログラムの中に「ドッジボール」のプログラムがありました。
実は、皆さんお馴染みのドッジボールは、体育の教材としてあまり適していないのです。
なぜって、一見、盛り上がっているドッジボールのゲームをよく見てみると、一部の子しかボールに触っていません。ほとんどの子は、内野で逃げ回っているか、早々と当てられて外野に行って暇そうにしているか、どちらかなのです。
だいたい、人を的にして当てるなんてゲームが、教材としてふさわしい訳がありません。
教材としてふさわしいのは、 1年生の「はしごドッチボール」ぐらいだと思っています。… 続きを読む

自由研究発表会

私は、自由研究の発表会を夏休み明けに、必ず行ってきました。
そして、その発表会は、校長先生の許可を得て、臨時の授業参観として行っていたのです。
けっこう、にぎやかにたくさんの保護者が来ていました。きっと関心が高かったのだと思います。

自由研究の発表会を授業参観としてやるかどうかは別として、発表会を行うことは子どもたちに良い学習の場になったと思います。

1つは、自由研究をしたり作品を作ったりする学習だけでなく、「発表の仕方」の学習の場になったからです。
模造紙を使って説明したり、実際に動かして説明したり、ある子は、その場で料理を作って説明したりしていました。
普通の説明だけでなく、クイズを使って説明したり、体験させたりして説明する子もいました。
紙に書かれたことを読んでいくだけでなく、パフォーマンスで説明することも学習していました。
そんないろいろな発表の仕方を、自然に学んでいたのです。… 続きを読む

自由研究の作品は、でかくて使えるもの

朝、公園に行くと、木の根元に蝉の抜け殻がポツンと落ちていました。
きれいな?抜け殻でしたので、思わず、撮影してしまいました。

26日から3日間、海老名の図書館で「読書感想文」「理科実験」講座をやるのですが、昨年は、1回だけ「自由研究」講座をやったのです。
その講座プログラムの中に、「蝉の抜け殻集め」があったことを思い出しました。

私は、夏休みの宿題に、必ず「自由研究」を入れていました。が、必ずしも、理科と社会でなくともよいとしていました。
家庭科や図工でも、教科は問わずによいのです。だから、「自由研究」や「作品」と子ども達や保護者に説明していました。

ただ、「作品」を手がける場合は、次の注文をつけていたのです。
・でかいものを作ること
・使えるものを作ること… 続きを読む